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私は、HSS型HSEであり、大学生でうつ病となったことをきっかけに、メンタルヘルスケアについて主に発信しているKitaちゃんと申します🌱今日はHSPさんだけでなく、『自分が何から何まで全て完璧でないと不安になる。』という方向けに実体験をもとにお話ししていきたいと思います。
私も完璧主義者の代表格のような人物だった
うつ病になる前までの私は、「不安を努力することによって補う」
「90点をとっても残りの10点が取れなかった自分を責める」「意味がないことはやらない」
「1位でないと意味がない」「マイペースでやっている人に嫌悪感を持つ」
そんな完璧症人間でした。
完璧症の人って、ものすごく努力家で真面目な人が多いと思うんです。あと向上心も高く、細かなところまで気を配れる方
という、言い方もできます。
しかし、私は自分が完璧でないと「ダメだ」「価値がない」「その場にいてはいけない」
という恐怖感や焦りから努力をしていました。
そういう不安がもとになった努力は、自分の心が本当に望んでいないものであることが多いです。
要するに、自分に価値がないから努力をして、価値ある人間になろうと思っていました。
果たしてその価値とは?
うつ病になり、私は今までなんの問題もなくできていた家事、掃除、食事、入浴、学校生活、アルバイト、外出、他人とのコミュニケーション全てができなくなりました。
当然いきなり自分の価値だと思っていた全てができなくなった訳だから、自分を責めて、過去を悔いて、
なんでもっと上手くやれなかったんだろう、他の人は普通にみんなできてるじゃないかと周りと比較して責める時期が2年以上続きました。
価値がない自分に生きる意味なんてないんじゃないか
と、何百回も何千回も考えました。
価値を持って生まれた人間なんて一人もいない
2年以上闘病しながら考えた結論は、「最初から価値を持って生まれた人間なんて一人もいない」ということです。
みなさんに価値が無いと言っている訳ではないので誤解しないでいただきたいのですが、
人間一人でできることって、そんなに大きくないんです。
もちろん歴史上の偉人や、現在活躍しているアイドルや芸能人の方々も私たち個人と人間的な価値の差で言えば何もないと思います。
人の価値や自分の価値は自分で決めるもの、幸せは主観的なもの
人が価値を感じるものって、人がいる数だけ異なります。
人目に多く映る仕事だからその人の価値が高いとか低いとか、そんなんないと思うんですよね、
彼ら、彼女らも私たちと同じ一人の人間であり心もあります。
キャラ作りや誹謗中傷に心を痛めながらも、自分の目標のために闘いつづけているから、
その結果が多くの人の目に触れる、たくさんのファンに応援してもらえる。
何十年も、意味がないと周りに非難されながらも研究を続けた結果が、歴史に刻まれる結果となった。
なんてこともザラにあると思うんです。その苦労は私たちからしたら想像もつかないくらい壮絶なものだったでしょう。
価値は最初からあるものではなく、後からついてくるもの
人それぞれ価値を感じるものが異なる、と前述したように
自分が価値を感じるものは自分で決めることができるんです。
私は、大切な友達と話す時間や、歌を歌ったり、漫画を読んだり、美味しいご飯を食べること、いろんな人の価値観に触れること,新しいものや場所に行くこと、それを誰かに伝えてお手伝いをすること、自然の中でゆっくり写真を撮ったり、本を読むことに価値を感じます。
みなさんが何に価値を感じるかもう一度思い出してみてください、
それは学校や会社で一位になること🥇だったでしょうか?
欠点のない完璧な人間になることだったでしょうか?
完璧になれない自分を責めることでしょうか?
きっと違うと思います。
完璧じゃない自分でいい、そのままの自分に価値がある
完璧を目指して失敗を隠そうとすると、人から怪しまれるように、人間味がないように映ることがあります。
私も完璧を目指していた時代は、「近寄り難い」「気難しそう」「冷たそう」「何を考えているかわからない」
と友達に言われ、自分でもなんのために努力をしているのか、どこを目指しているのかわからない状態でした。自分の感情も分かりませんでした。
しかし、うつ病が心を無視して無理やり走ろうとする私の腕を掴んで引き留めてくれたんだと思います。
『心を置いていかないで、あなたの価値に気づいて、もう十分頑張ったでしょ?まだ頑張るの?』
とでもいうかのように。
価値は主観的なもの
うつ病になった時、私は心だけ落としたロボットのような人間でした。効率を優先して、自分の好きなことでもできるだけ時間を取らないように、働いて働いてお金を稼いで、価値観が合うかもわからない、本音で話すこともできない友達を増やして、インスタグラムに映っている自分と現実の自分の心の状態がかけ離れていました。
自分が価値を感じるものを無駄なものだと思って排除してしまっていた。
私が上記に挙げたことは、会社では確かに直接的に価値に通じるものではないのかもしれません。
けど、私はそこに価値を感じているので、そこが抜けてしまうと身体が心をおいていってしまうんです。
自分だけの価値を大切に
他の人にどれだけ馬鹿にされたって、私の思考は、自由は奪われません。
それと同じく、今記事を読んでいるあなたの価値も大切なものです。
自分が価値を感じるものを大切に、何よりも心が求めていることや物、人を
最後に
長くなってしまいましたが、今回はこれくらいにしておきたいと思います。
あなた自身の価値を感じることに、気づいてあげて、早めにメンタルをケアして、心身ともに命尽きるまで楽しく過ごしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。