今回もブログを閲覧していただきありがとうございます。
2023年2月23日今日も寒い一日が続いていますね❄️今日は祝日でお休みの方も多いと思います🌟
仕事をされている方は、いつもありがとうございます。あなた方のおかげで私たちが快適に過ごせています。
写真は新潟海洋の長期航海実習をしていた船の一部と海の写真です🐟
私は新潟県立海洋高校(以下新潟海洋)の海洋技術コースを2019年に卒業し、関西圏の水産学科のある大学の3回生(2023年2月現在)です🐠
1年休学していたため、本来は4回生で今年卒業なのですが、うつ病を経験し教育実習を前に高校生水産分野の教職課程の履修を断念しました。
私の7年間の水産生活を生かして興味のある方々に少しでも情報を届けられたらと思い配信しています🐟
まえがき
今回は、私が通っていた新潟海洋の海洋開発科、海洋技術コースで学んだことを具体的に紹介していきたいと思います。
2019年卒業のため、実習内容が以前と現在では異なる可能性がありますのでご了承ください
水産高校に興味がある方、どんなことを学んだか気になる方は要チェックです。
新潟海洋の概要
新潟海洋の詳しい概要は、以前のブログで書いているため、↓以下のブログを参考にしてください。↓
新潟海洋では、県外からの生徒の募集を積極的に行っており、男子寮、女子寮が存在します。
私が入学した年にも、80人中20人程度が県外や、県内の遠方から入学した生徒でした。
全国の水産・海洋高校を調べてみると、県外からの生徒を募集していない高校も数多く存在します。
また、都道府県によっては、総合学科の高校の学科の一部として存在したり、県内に水産系の学校がないところもあります。
海洋開発科海洋技術コースとは
次に、今回の主題である私が通っていた海洋技術コースについて説明します。
2年時のコース選択によってクラスが振り分けられた後、より専門的な学習が始まります。
海洋技術コースは主に船舶の運用のために必要な知識を学び、漁師や航海士を目指す生徒が多く集まっていました。
取得できる資格
このコースの卒業要件として、1級小型船舶操縦士の免許を取得することがあります。3年時にこの試験に合格するために勉強していく形式です。
他にも任意で潜水士、4級航海士の筆記、アーク溶接の免許、二級海上無線通信士、特殊小型船舶操縦士(水上バイクの免許)を取得できます🛥
海洋技術コースで行った実習
私が行った実習を以下に箇条書きで示します
- 小型船舶の操縦練習
- 小型船舶の機関(エンジン)の点検整備
- 小型船舶に乗って、バイ貝を取りに行く実習
- バイ貝を捕獲するための漁具を作る実習
- ロープワーク
- 2年と3年生の時に30日間の長期乗船実習を一回ずつ計2回
- 小型船舶に乗って学校付近の海で釣り実習(船の上で調理後試食🤤)
- 漁港での釣り実習
- 砂浜のゴミ拾い
- 地域での体験イベント開催
- マグロ延縄漁、イカ釣り漁、カニ籠漁
- 潜水実習
- 救命救急講習
ざっと思いつくだけで、これだけの実習を2年間の間に行いました。
実習や専門科目の授業の時間が学年が上がるにつれ増えていき、共通教養、一般科目の割合が減少していきます。
海洋技術コースを体験した感想
海洋技術コースを卒業して4年、私が思うことは本当に貴重な体験ができていたなということです。
今後のブログで長期航海実習についても触れていこうと思っています。これらの実習は、日常生活とはかけ離れていて、船上での生活は苦労したこともありましたが、今の自分を形成している良い体験だったと思います。
地域の漁業者と協力した実習や、実際の船員さんとお話しできる機会なんて滅多にないので、いろんな体験談を聞くこともできました。
過酷な環境下で一緒に過ごしたクラスメートとは、今でも数人連絡をとっているくらい仲が良くなりました。
みんなそれぞれ漁師や航海士として働いているところをInstagramを通じてみさせてもらっています。
長期航海実習では、毎年寄港する場所が異なりますが、私は北海道の小樽、広島、兵庫県の神戸、ロシアのウラジオストクに寄港し、観光や現地の学生との交流をした経験を今でも深く覚えています。当時の写真を見返しても楽しかったな、本当に貴重な時間を過ごせていたんだなと感慨深くなります。
あとがき
今回のブログでは、新潟海洋の海洋技術コースを4年前に卒業した身として、どんな体験ができたのか、今思うことはを書かせていただきました。
大学に進学するにあたり、周囲の人との価値観の違いや、勉強している科目の違いから苦労したこともたくさんありましたが、海洋高校に通って貴重な体験ができたため、海洋高校を選択したことに悔いはありません。
もちろん大学進学にはそれなりの努力と継続した勉強が必要になりますが、不可能ではありません。
今回も最後までブログを閲覧していただきありがとうございました。
今後もより詳しい内容を発信していきたいと思っています。